2010.10.02 Saturday
2010年10月2日
秋田県生涯学習センターで開催されている「あきた学専門講座」で、いつも世話になっている上小阿仁村地域おこし協力隊のお二人が講演されるということで行ってきました。
この二人の活動である地域おこし協力隊は全国的に行われている総務省の事業なんですが、東北では上小阿仁村が初の試みで、視察などがひっきりなしだそうです。
講演では彼らの体験が語られました。
突然秋田に来ることになった二人。しかも、全国で最も過疎化の激しい上小阿仁村。さらに上小阿仁村の中でも最も小さい集落の八木沢集落へ。そして様々な取り組みや、とても密度の濃い村民との関わりがよく伝わってくる講演でした。
講演後の質問では、「任期のある彼らが去ったその後、村はをどうするのか?」って聞かれていましたが、それは少しお門違い。地元住民や秋田県、行政が考えなくてはならない問題で、全国でも注目されている活動が残す財産は自らの手で大きくしないと。
何はともあれ、地域社会のカンフル剤はヨソ者やワカ者。如何に受け入れるかも大切なこと。
地域活性化の取り組みの中には若者や社会的に余裕のある人たちだけが集って、その人たちだけが活性化されている例も多い。すこしづつでも、社会的弱者へそのひろがりを伝播させることは大切。そして、活性化の最終目標は人口を増やすことでもなく、収入を増やすことでもなく、ただ、「みずからいのちを絶たない社会の創出」であることを確信した一日でした。
とても参考になりました。
この二人の活動である地域おこし協力隊は全国的に行われている総務省の事業なんですが、東北では上小阿仁村が初の試みで、視察などがひっきりなしだそうです。
講演では彼らの体験が語られました。
突然秋田に来ることになった二人。しかも、全国で最も過疎化の激しい上小阿仁村。さらに上小阿仁村の中でも最も小さい集落の八木沢集落へ。そして様々な取り組みや、とても密度の濃い村民との関わりがよく伝わってくる講演でした。
講演後の質問では、「任期のある彼らが去ったその後、村はをどうするのか?」って聞かれていましたが、それは少しお門違い。地元住民や秋田県、行政が考えなくてはならない問題で、全国でも注目されている活動が残す財産は自らの手で大きくしないと。
何はともあれ、地域社会のカンフル剤はヨソ者やワカ者。如何に受け入れるかも大切なこと。
地域活性化の取り組みの中には若者や社会的に余裕のある人たちだけが集って、その人たちだけが活性化されている例も多い。すこしづつでも、社会的弱者へそのひろがりを伝播させることは大切。そして、活性化の最終目標は人口を増やすことでもなく、収入を増やすことでもなく、ただ、「みずからいのちを絶たない社会の創出」であることを確信した一日でした。
とても参考になりました。